脳科学者の茂木健一郎氏(64)が7日に自身の「X」を更新。J-POPの現状について語った。

 茂木氏は「ファンの方々には違って見えるのかもしれないけれども、J-POPやお笑いがなかなか世界に行けないのは、『やさしさの罠』にかかっているからだと感じる。『推し活』というようなぬるま湯の市場環境で、切磋琢磨したり本当に新しいことをやらなくてもなあなあで済む環境ができてしまっている」と指摘した。

 また、「spotify Global Top 50の上位を見ていると、ここにJ-POPはなかなか来れないわけだけれども」と現状を伝えたうえで「アーティストたちが容赦ない競争環境の中で切磋琢磨していて、J-POPのような芸能、テレビ、ファンが三位一体となったぬるま湯とは一線を画していて、なかなか厳しいなと思う」と指摘した。

 お笑い界については、SNSの自動翻訳機能を通して海外のコメディーが入ってくるようになったという。「結局、日本国内でぬるま湯で芸能界、テレビ、ファンで回していても、所詮BIG IN JAPANで海外には行けないわけで、そのあたりの構造に気づき始めている人が増えているのは良いことだ」と受け止めると「求められているのは『容赦なさ』で、J-POPがやさしさの罠から脱してGlobal Top 50の常連になることを希望します」と願いを込めた。