脳梗塞で療養していたお笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(52)が10月31日、ニッポン放送「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー」で約2か月ぶりに仕事復帰を果たした。ただ完治したわけではなく、今後は食事制限を続けなくてはならないという。それだけに、伊達にとって「広すぎる交友関係とカロリーゼロ理論」が〝敵〟になりそうで――。

 ラジオ終了後、取材に応じた伊達は言語機能について「7割5分ぐらい」とまだ言いづらい言葉もあると明かした。ただ、漫才に対する意欲は衰えておらず、「ネタができてから本当の復帰」と語っており、完全復活に向けて少しずつ進んでいく覚悟のようだ。

 気になるのはこのタイミングでの復帰だ。意図したわけではないだろうが、今月中旬からテレビ各局は年末年始特番の収録シーズンに突入。超売れっ子のサンドウィッチマンは毎年、引っ張りだことなる。伊達の復帰を待ち望んでいた番組関係者も多いはずだ。

 復帰してすぐに多忙な生活に戻るのは心配な点もあるが、テレビ局関係者は「交友関係の広い伊達さんはこれまで、休みでもすぐに出かけてしまっていた。ラジオでも話していたが、脳梗塞の治療で食事制限しているので、仕事で忙しい方が会食に行く機会が減っていいかも。仕事で話す機会を増やすことはリハビリにもなるし」と指摘する。

 こんな声も出るほど、伊達の交友関係があまりにも広いことは有名だ。芸能界はもちろん、大ファンであるプロ野球・楽天の選手とも親交が深い。今年1月に楽天から巨人への移籍を発表した則本昂大投手から「東京の家賃は高いんですよね?」と相談されたことを明かしたこともある。

 スポーツ界だけではない。31日のラジオでは、歌手の竹内まりやから「ケイちゃんとボウリングやるから来ない?」というメールが届いたと明かした。伊達が「ケイちゃんって誰ですか?」と返すと、なんと桑田佳祐だったという。

 また出身地の仲間で集まる宮城県人会を3月に開く意向も明かし、そのために女優・鈴木京香と「何度もやり取りしてね」。また仙台を中心に活動する歌手・さとう宗幸から「今朝もメールいただいて」と明かした。

 これほど交友関係が広いだけに、脳梗塞から復帰となれば「お祝いに食事に行こう」と誘われる機会も増えそう。実際に31日のラジオは、ゴルフ仲間で昼食にいつも鰻をご馳走してくれるというますだおかだの岡田圭右がゲストだったが、その場でゴルフに誘われると伊達は「行きますよ」とあっさり応じていた。

 ただ、今後は今までと同じような食生活を送るわけにはいかない。伊達は復帰後に受けた取材の中で、大好きなラーメンについてもスープを飲み干すのをやめたと明かし、塩分を控える生活を心がけていると語っていたが、自制心を保てるかどうか。

 ここで思い出されるのが、伊達の代名詞ともいえる「カロリーゼロ理論」だ。ドーナツは真ん中に穴が開いているからカロリーゼロ、カステラは潰せば小さくなるからカロリーゼロ…。食べ物を前に独自の理論を展開して笑いを取ってきた。もちろん本人も本気で言っているわけではないが、今後は「カロリーゼロだから何を食べても大丈夫」というような食生活を送るわけにはいかない。

 いまや「好きな芸人ランキング」で何年も1位に君臨し続けているサンドウィッチマン。今後は体調に気を付けながら完全復活を目指してほしいところだ。