女優の泉ピン子が出演映画の舞台あいさつを巡り、共演者に対してパワハラに該当しうる言動があったとして提訴されたことが明らかになった。映画監督で作家の寺西一浩氏が3日、自身のインスタグラムに寄せた声明で発表した。

 ピン子は10月23日、都内で行われた映画「AYUMI」「養父」の舞台あいさつに出席。寺西氏の所属事務所で製作会社ヒューマンピクチャーズ名義の声明によると、ピン子は同作の舞台あいさつへの登場を巡り、「『帰る』『出ない』『一緒に並ばない』『私は大ベテランなのよ』などの発言があり、その登壇者が最終的に土下座をするに至りました」という。

「当社としては、自らの立場を強調したこれら一連の言動は、相手に強い心理的圧力を与える恫喝とも受け取られかねないものであり、パワーハラスメントに当たり得る重大な行為と受けとめており、看過することはできません」と断じた。

 実際に舞台あいさつに登場した後は観客に対し、「『ババア』などと侮辱的な発言をしたことについて、お客様の尊厳を傷つけるものであり、到底容認することはできません」と指摘した。

「本件は単なる個人間の問題として処理すべきものではないと判断し、主催者として今回の法的措置に至りました」と報告。ピン子を相手取り、東京地裁に提訴したことを明らかにした。