女優の泉ピン子(77)が5日、自著「『終活やーめた。』元祖バッシングの女王の『ピンチを福に転じる』思考法」を上梓し、版元の講談社(東京・文京区)で発売記念会見を開いた。
泉は漫談家出身。冒頭から報道陣に「これが最後の取材だと思って来たアンタたち、きっと。ね。で、アタシが死んだときはこれ(ここで撮った写真)を使うのよ。〝終活やーめた〟なんて言うと『(終活)やるから死んじゃうんだよ』って、死なないわよ、まだ」と毒を吐いた。
ただ「ホントにみの(もんた)さんも亡くなって、自分の若いときお世話になった方がみんな亡くなってって…」と寂しそう。
その1人が、昨年10月に他界した故・西田敏行さん(享年76)だ。泉は消化器内科医の現夫とアラフォーで出会い、結婚を後押ししたのが西田さんだった。
若い頃を「いい加減なもん」と振り返り「30(歳)頃なんて酒ばっかり飲んでるし、西田君と朝まで飲んで。太地喜和子は『早く帰りゃいい芝居ができるってことじゃない』っつうんで、朝5時頃まで(飲みに)行って芝居したけど、やっぱり早く寝たほうがいいと思う、今思うとね」。
2016年に連ドラ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)で西田さんと共演した当時は、慢性膵炎(すい臓の機能が徐々に低下する病気)だったという。
「1日目撮った次の日、メッチャ痛い、背中が。死んじゃうぐらい痛かった。だけどさ、西田君がケガして立てないでしょ? アタシがアンタ、慢性膵炎? (大門こと米倉涼子の名ゼリフ)『失敗しない』なんたって、どこがよ? だからアタシ、それはちょっと(スタッフに)言えないなと思って…」
病院では入院してくれと言われたが、撮影に入ったばかりだからと拒否した。それならばと10日間、水分もあまり摂らない絶食をしてしのいだという。
それから9年。泉は「正直言って、すい臓がんで死ぬか分かんないと思ってんの。だから半年に1度、CT撮ってるのすい臓の。すい臓がもう石だらけで、すい液が流れないんだって。だからそういうので…」と明かした。ただ、自分で病気には〝なんない!〟と言い聞かせ、「元気でいると思うと、自分の気持ち1つだから。だから絶対ならない」。事実、泉はピンピンしていた。












