【SKE48運営トップ3インタビュー(4)】 アイドルグループ「SKE48」Team Sは4月26日に新公演「ずっと君を探している」をスタートした。令和に入ってから4つ目の完全オリジナル公演の立ち上げとなる。運営トップ3(株式会社KeyHolder・大出悠史社長=43、株式会社SKEの北川謙二代表取締役社長=46、大山武志代表取締役=54)に劇場公演の魅力やこだわり、今後の展開について聞いた。

 ――3月26日から約4年ぶりとなるTeam Sのオリジナル新公演「ずっと君を探している」がスタートした。SKE48の劇場公演の魅力はどんなところですか

 大出 やはりメンバーとの距離が近いこと、そして(客席とステージの)一体感。ファンの声援や熱量があの空間の中で感じられる。劇場公演をベースに活動する48グループの魅力だと思うのですが、前回がこうだったから今回はこうだっていうのが全くない。行くたびに新たな感情や感動が得られる唯一無二の場所だと思います。

 北川 新公演もファンの方々にも楽しんでいただける内容になっているという自信はあります。全体曲があってユニット曲があってというこれまでの公演の構成を踏襲はしつつも、(制作スタッフに)新しい方がいろいろ加わっていくと表現が全然違う。この曲の流れでこう来たか!と感じ取れるところはあると思います。もちろん賛否両論もあるかもしれませんがそこも含めて新しいSKE48の形として見ていただければと思います。

 ――今回の公演制作チームは楽曲提供がamazuti、yuba寝、俊龍、コレオグラファー(振付師)はAcchan、カッチョイイカンパニー、MIKA、suzuyaka、槙田紗子とすごいメンバーがそろった。M!LKの「好きすぎて滅!」で〝滅ポーズ〟を考案し、CANDY TUNEの「倍倍FIGHT!」、=LOVEの「とくべチュ、して」「劇薬中毒」などバズり曲の振り付けをしている槙田紗子さんはSKE48の振り付けは初めて

 北川 やはり、新しい血が入らないと面白いこと、新しいことに挑戦できない。すごく面白い試みだと思って楽しみにしています。

 大山 Team Sは今まではストロングスタイルというか強さやダイヤモンドのような硬さみたいなところが割と出ていたんですけど、昨年行われた組織の変更でメンバーも変わりまして、ちょっと今までとは違うフレッシュさや新しい輝きが出ているのではないかなと思っております。これは旧ファンにも、新しく見ていただく方にも喜んででいただけるのではないかなと思っています。

 ――新公演を制作するためには楽曲制作、振り付け、レコーディング、衣装、照明、ミュージックビデオ撮影などトータルで4~5000万円かかるといわれている

 大出 SKE48は利益が出ていますし、いいものを作るためにも(制作費の)アッパーリミット(上限)はあまり決めることはないです。ここまでの予算しか出さないとかそういったものを決めたことはありません。

 ――2022年5月スタートのTeam S「愛を君に、愛を僕に」公演、22年12月スタートのTeam KⅡ「時間がない」公演、23年7月スタートのTeam E「声出していこーぜ!!!」公演では公演CDの売り上げなどで3公演とも半年以内に公演制作費用を回収している。また新公演がスタートすると配信の月額契約者数も増えていく

 大出 今回も公演CDを(7月1日に)発売します。また公演にひもづいたダンス動画やSNSへの展開なども積極的に行っていき、複合的な相互採算、マネタイズポイントを増やしていこうと思っています。