アイドルグループ「SKE48」は最新シングル「サンダルだぜ」で11期生の大村杏(20)をセンターに抜てきした。運営トップの株式会社KeyHolder・大出悠史社長(43)、株式会社SKEの北川謙二代表取締役社長(46)、大山武志代表取締役(54)は新たにグループの顔となった大村をどう見ているのか。さらにグループのウイークポイントでもある地元メディアとの関係についても直撃した。

【SKE48運営トップ3インタビュー(3)】

 ――3月18日に発売された新曲「サンダルだぜ」では大村杏(20)を初センターに抜てきし、フロントメンバーも河村優愛(20)と森本くるみ(18)の若手メンバーで固めた

 大山 テーマ性がフレッシュというところがはっきりしていて、原点回帰のようなイメージを持ちました。フロントに若手メンバーを置いて、バックをキャリアのあるメンバーが支えているのもいいと思います。「サンダルだぜ」は令和の「パレオはエメラルド」とも言われていますが、僕は令和の「ごめんね、SUMMER」だと思っています。そういう明るさがあってすごくいい曲ですよね。

 ――新センターの大村杏の魅力は

 大山 彼女は笑顔がかわいいんですけど、キリッと芯の通ったところ、顔つきだけではなく、日々の発言や行動にも芯が通っていると思いました。先日、メンバーと面談をする機会がありまして、大村とも話をしたんですけど、しっかりしているんですよね。ただかわいいだけではない。私と北川が関わる前の意思決定ですが、(センターに抜てきしたことは)正しい判断だったんじゃないかなと思います。

 北川 新しい風を吹き込むことは、どんな時でも必要だと思っています。その時に周りが納得するかしないかは大きいじゃないですか。ただ、大村の場合はおそらくその実力が伴っている。グラビアなど多方面で活躍していることもありますし、他のメンバーにも刺激になる。こういう活性化はどんどんしていくべきだと思っています。そこで(メンバーの中にも)いろいろな気付きであったり、次の成長につながるきっかけというものが生まれる。非常に良い選定だったかなと思っています。

 大出 ここに至るまでの案件も見ていましたが、(大村は)いずれセンターになるなと思っていました。堂々とセンターの自覚を持ちながらやっているので良かったなと思います。

 ――ただ、残念なことに大村杏、倉島杏実、河村優愛ら若手人気メンバーが参加した「SKE48 2026年新成人メンバー二十歳のつどい 記念撮影会」(1月12日に熱田神宮会館で開催)を現地で取材した在名マスコミは2社(※東京から取材に来た媒体は2社)だけだった。以前は成人式イベントには在名テレビ局だけでなく、東京キー局も取材に来ていたが、ここ2年はテレビ局の取材はゼロ。名古屋で18年目を迎えるグループにも関わらず、地元テレビ局とのつながりが弱い

 大出 そこはガッツリとテコ入れをしなければいけないと思っています。そこも2人の代表に期待しています。

 大山 私も前職は食品会社で営業畑だったんですけど、営業スタイルで必要があれば修正することも大事だと思います。そこはしっかりとやって(メンバーの)露出増につなげていきたいと思います。

 ――昨年3月にお披露目された13期生も、露出機会がほとんどない。以前はSKE48の冠番組で新人オーディションやデビューまでの道のりなどのドキュメントが放送されていたが、現在放送中の「SKE48 真夜中のウナギたち」(テレビ愛知 第2、第4日曜24時50分~)ではそういった企画はなく、13期生はSKE48史上最も露出に恵まれない不遇な期になっている。

 大山 もちろん名古屋の全局でSKE48の露出を増やしていきたいと思っています。前段階としてこれから在名各局との人間関係を再構築していきたいと考えています。