歌手で女優の川中美幸、女優の高橋惠子、山村紅葉が2日、京都・南座で行われた舞台「爆笑喜劇『三婆』」(11月3~25日=)の通しけいこ前に取材会に出席した。

 同公演は、昭和を代表する作家・有吉佐和子が昭和36年に発表した原作をもとに昭和48年に小幡欣治の脚本によって舞台化され、以来上演を重ねてきた喜劇作品。ぽっくり逝った亭主の愛人・富田駒代役を川中が演じ、本妻の武市松子役を髙橋、松子の義妹・武市タキ役を山村が務め、女たちの老後問題をユーモアたっぷりにテンポよく披露するという。

 今の心境について高橋は「明日の初日に向けて最後のゲネプロ(最後の通しけいこ)ですけど、それぞれの持ち味を発揮してみなさまによろこんでいただけるような舞台にしていきたい」と意気込んだ。

 違う出演者で上演された過去の舞台を見てきた川中は「先輩方のレジェンドのみなさん(の舞台を)私、客席で見てきましたから、まさか私がお役をいただけるとは思っていませんでした」。

 同公演で川中が歌唱する場面があると説明すると高橋が「いいお声聞けますよ」と合いの手を入れ、にっこりほほえんだ。

 山村は「仲良くなったり、ケンカしたり結構めまぐるしくてお芝居のテンポについていくのが大変だったりしました。逆にそれが見ている方を飽きさせない作品になったんじゃないか」と自信をみせた。

 普段、仲のいい3人だと明かした高橋だったが「齋藤(雅文)先生が『仲が良すぎるとこの芝居、難しいよ。あまり仲良くしないでください』と言われてしまっている」と注意されたことを吐露した。