お笑いコンビ「もも」のまもる。とせめる。が29日、大阪市内で開催された「M-1グランプリ 3回戦」に出演した。
年々盛り上がりを見せる日本一の漫才師を決めるお笑い賞レース。今年のエントリー数は過去最多となる12663組(再エントリー含む)を記録。昨年より1142組増加し、大会史上最高記録を更新した。1回戦を突破することも至難となった同大会の3回戦に出演した2人が意気込みを語った。
この日、Bグループの8番目に出演した2人は、テンポのいい漫才で客席を大いに笑わせた。この日のネタについてまもる。は「右往左往して考えた」と明かし、大きな笑いを得たことに「結局どストレートがいいんかな」と感想を述べた。
目標について聞かれると「優勝しか見てない。優勝できると思わないと出れないですよ」とキッパリ。相方のせめる。も「全員に100点を出してもらえるように、1位通過、全票獲得、完全優勝。2位とか3位とか作らない大会にします」と合いの手を入れた。
優勝賞金1000万円の使い道を聞かれたまもる。は、かねてあこがれていたスイスの高級時計「チューダー」を購入するとし「(桂)文枝師匠と約束しまして。チューダーって時計があるんですけど、(文枝師匠に)『それを欲しいなと思ってるんですけど、どうしたらいいですかね』って言ったら(文枝は)『M-1優勝したカネで買え。それを目標にしてやりなさい』って言われたんです。言われるまで気付かなかった。漫才して、ちゃんと優勝して、賞金いただいて、それで買うんが一番思い出にも残る」と話した。
せめる。は「借金を返さなくちゃいけなくて…」と苦笑いをみせ、残った賞金について「大阪にIR(カジノ)ができたら全ベットしたい」と破天荒さをみせた。
2人は今月「京都銭湯応援大使」に就任した。銭湯はカルチャーだと熱く語ったまもる。は、時計を買った残りの賞金で「地元にあった銭湯が全部つぶれたんで、1日だけでいいんで復活させたい。あと銭湯券みたいなものを作って、入ってもらうんもおもしろいかな。応援してくれてる人もいるから還元できたらな。(昨年優勝した)たくろうが『たくろう万博』をやるんで、『もも銭湯』みたいな」と語った。
せめる。は、同大会の審査員を務め、現在「上方漫才協会」の会長として後進の育成に力を入れている中田カウスに「優勝して、漫才の殿堂とか呼んでもらえたらカウス師匠と銭湯のお話とかできたらいいよね」と切り出し、まもる。が「僕ら師匠とあんまりしゃべれてない。あいさつぐらいしかできてない。でも『がんばれ』とは言ってもらえてるんで、がんばりたい」と意気込んだ。
たくろうにCM出演のオファーが来ていることに「CMとかやりたいな。空見ながら『どっかいきたいな。銭湯行く』みたいな」と夢を膨らませたが「邪念あったら負けるんで。まずはしっかり炎の漫才一本道」と襟を正せば、せめる。も「これから一生、漫才やるためにM-1をまず取りたいな」と語った。












