スペイン1部レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・エムバペ(27)のバロンドール授賞式(26日、英ロンドン)での行動に非難の声が出ていると英紙「デーリー・メール」が報じた。

 世界最優秀選手賞「バロンドール」(フランスフットボール誌選定)はドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのイングランド代表FWハリー・ケインが初受賞。有力候補だったエムバペは2位だった。同紙は「フランスのサッカー界のスーパースター、エムバペとウスマヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン)は26日夜にケインが世界最高のサッカー選手に贈られるバロンドールを受賞する前に立ち上がって握手をしなかったとして、ケインへの敬意を欠いたと非難されている」と伝えた。

 同紙は「ロンドン・パラディウム劇場で撮影された映像には33歳のケインがエムバペとデンベレにあいさつする様子が映っているが、2人はケインにほとんど注意を払っていない。ケインがしゃがみ込んで彼らの手を握ろうとする間、フランス人の2人は席にしっかりと座ったままだった。特にエムバペは、イングランド人選手が注意を引くまで視線をそらしていた」と指摘した。

 エムバペは授賞式前、自身が「バロンドールにふさわしい」とアピールしていただけにケインの受賞に嫉妬心があったのかもしれない。同紙は「授賞式の映像を見ると、エムバペはケインが受賞者として発表された際にも立ち上がって祝福の言葉を述べることはなかった」という。

 エムバペは中国の指導者である毛沢東を揶揄したとして、謝罪したものの、同国のスポンサーが撤退するなど騒動に発展している中、バロンドール授賞式での振る舞いと合わせて、大きな波紋を広げそうだ。