11日のTBS系日曜劇場「VIVANT」第20話で、視聴者の笑いを誘った場面に遭遇した元公安刑事・新庄(竜星涼)が状況をどう理解したのか、解釈を呼んでいる。

 中国系組織シンシーに拉致された別班員5人の奪還作戦がついに決行。本隊は首尾よくシャキ城内に入ったが、指揮を執る乃木(堺雅人)が側頭部を押さえ、苦しげな様子に。作戦はこれからがヤマ場。「いよいよだな、代わろう」と口を出したのが、乃木が弱気になると現れる別人格のF(堺の二役)だった。

 Fは「太田ちゃん、状況は?」と、シャキ城内の警備態勢を監視するハッキング班の「ブルーウォーカー」こと太田(花岡すみれ)に確認を入れる。太田の隣で東条(濱田岳)が「ちゃん?」と驚き、太田もキョトンとした顔つきに。「太田ちゃんはやめてよ~」と乃木が苦情を述べると、Fは「あぁ悪い、つい出ちまった」。乃木は以前、太田に「作戦中はさん付け不要」と伝えていた。Fはその後、「ブルーウォーカー」の呼称で太田を呼んだ。

 Xでは「思わずFが太田ちゃん呼びしたのはわろた」「太田ちゃん呼びはちょっと笑った」「太田ちゃんの顔が引いてて笑った」「Fの太田ちゃん呼び好き」などと視聴者が盛り上がった。

 乃木とFがやり取りする場に出くわしたのが新庄だった。向き合う〝2人〟を前に、どうしていいか分からない様子。しばし突っ立っていると、Fが「何だよ」と怖い顔で迫り、新庄は「スモーク準備完了」と足を運んだ目的である現状報告を済ませた。

 目の前のFに「あ、いえ…」と気圧されていた新庄。Xには「乃木Fのわちゃわちゃに新庄ハテナ」「どう見えてたんだろう?」「ふたりを交互に見遣るのって、なに?どゆこと?」「乃木からFに変わるシーンで新庄にバレてたよね?」「Fの存在がバレたね」「新庄がキョロキョロしてたけど、『あれ?乃木さん誰と話してるんだ?』って見てたんだね」などとさまざまな解釈を呼んでいる。

 偽装死亡で元の身分を捨て去った新庄はそれ以降、〝ロー・プロファイル〟に徹している。このところ多くを語らず〝F乃木現場〟に何を思ったのかも謎だ。