俳優・桐谷健太が7日、大阪市内で行われた舞台「PARCO PRODUCE 2026『聖地X』」(12月5~7日=大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール)の取材会に出席した。

 同公演はSFやホラー、怪談など目に見えないものとの関わりから人間の本質を描いてきた演出家で劇団イキウメ主宰・前川知大の代表作。ドッペルゲンガーの出現をきっかけに「存在とは、記憶とはなにか」を問いかけるSFコメディだ。

 桐谷は、ある田舎町の裕福な実家で働きもせず、悠々自適に暮らす山田輝夫を演じる。役どころについて桐谷は「自由でマイペースで好奇心旺盛。興味を持ったことにはどんどん首を突っ込んでいく感じの男なんですけど、しっかり妹(要=和希そら)思いであったり。反面、他人に対してすごく冷たく接したり、でも優しかったりするんです。そこがすごく人間味があって、演じるのが楽しみな役」と説明した。

 けいこ中は共演者と「自分の聖地ありますか?」といったお題で語り合うなど、和やかな雰囲気だったという。自身の聖地について問われると「家の近くにある公園と家って言いました。散歩をひとりでしたりするんですけど、まんまの自分に戻っていくというか。自分に戻れる場所があるっていうこと自体がもしかしたら聖地なのかもなと思う」と語った。

 最後に「本当にすばらしい作品に仕上がっていると感じています。劇場で人間が目の前で演じているっていうことがすごく貴重な時代になっていくんじゃないかと感じていて、お客さんの前で演じられるということも奇跡のような貴重な時間だと思っているので、その時間を共有出来たら幸せです」とし来場を呼び掛けた。