日本最強ボディビルダーの横川尚隆(32)が、25日(日本時間26日)に開催された世界最高峰の舞台「ミスター・オリンピア」(米ラスベガス)212ポンドクラスで初出場にして7位入賞の快挙を果たした。来年以降のさらなる躍進に期待が高まる中、オリンピアに向けて横川の指導を担当した日本ボディビル界の大レジェンド・山岸秀匡氏が今後の戦いを左右する重要な情報を明らかにした。
横川は決勝で第2グループで激戦を展開し〝トルコの神童〟ニハト・カヤ、〝ブラジルの暴れ馬〟フェリペ・モラエス、〝歩くエアーズロック〟キャメロン・ジョージ、〝中東の怪物〟ナセルらとの比較審査で白熱した試合に。最後は8位のナセルを上回り、見事に7位入賞を飾った。
大一番を見守った山岸氏は試合後、自身のYouTubeチャンネル「BIG HIDE CHANNEL」で激闘を振り返り、横川の奮闘を高く評価。その一方で、衝撃の情報を明かした。
4連覇を果たした怪物王者キーオン・ピアソン(米国)に言及。「キーオンのトレーニングパートナーの情報によると、今年で212は最後じゃないかと。このオリンピアの後にメキシコかなんかの賞があるみたいだけど、それのオープンに出るようなことをトレーニングパートナーが言っていた。なので、キーオンはオープンに転向するんじゃないかと」と強調。〝人類最強を決める異次元の頂上決戦〟と言える無差別級のオープンに、ピアソンが電撃転向すると明らかにした。
「これは賞金の額から言って当然だよね」と山岸氏は指摘。今大会のオープンは〝ザ・ミュータント〟〝大将軍〟の異名でおなじみの人気選手ニック・ウォーカーが優勝。賞金60万ドル(約9420万円)を獲得した。その一方で、212ポンドクラスのピアソンの優勝賞金は5万ドル(約785万円)と格差がある。
「デレク(ランスフォード)とかハディー(チョーパン)の実績からみて、212で優勝した人が十分オープンで優勝できるということになってますので、キーオンは来年からオープンに行くんじゃないかと。これはほぼ確定じゃないかな」と近年は212ポンドクラス出身選手がオープンでも活躍している現状から、ピアソンの転向は既定路線と強調した。
絶対王者がオープンに転向すれば、212ポンドクラスは一気に戦国模様となることは確実。混戦ムードで横川が一気に世界制覇となるか、期待が高まりそうだ。












