サッカー男子U―21日本代表は16日、アジア大会1次リーグ初戦の香港戦(豊田ス)で2―0と白星発進した。

 日本は序盤からシュートチャンスを何度もつくるが、なかなかネットを揺らせず。ようやく前半39分にMF石井久継(湘南)が先制点を挙げる。その後も攻めあぐねたが、後半44分にDF永野修都(FC東京)の追加点で勝ち切った。

 まずは上々のスタートとなったが、気になるのは客入り。豊田スタジアムの収容人数は最大約4万4000人ながら、この日の観客はわずか7720人。中継でガラガラぶりが映し出されると、国際大会としては寂しい様子が物議を醸した。

ゴールを守り切ったGKピサノ
ゴールを守り切ったGKピサノ

 イレブンは異例の状況をどう受け止めたのか。GKピサノ・アレクサンドレ幸冬堀尾(名古屋)は、所属クラブの本拠地でもあり「人数はグランパスと比べたらというところはあるが」としながらも「それでもすごく心強かった」と十分に声援の大きさを感じたという。さらに「今日は自分が想定していたよりも、多くの方々が見に来てくれていた。ゴール裏の方など、本当に試合を通して一緒に戦ってくれていた」と意外にもポジティブな感想だ。この日は平日のナイターで、試合前から激しい雨が降るなど天候に恵まれず。さらにアジア大会全体の開幕前でまだ盛り上がっておらず、相手も格下の香港と集客の条件が厳しかったため悲観ムードはない。

 今後は自分たちが躍進することで列島にフィーバーを巻き起こす構え。「勝利や、結果で恩返しすることが一番。見ていてワクワクするプレーをいっぱいするのと、最後の結果で、スタジアム全体で喜んで終えられるような雰囲気でゲームをしたい」と力強く誓う。

 大岩ジャパンが満員の大観衆の前で金メダル獲得なるか楽しみだ。