女優、声優、歌手として幅広く活躍する平野綾(38)が15日、東京・丸の内のコットンクラブでアニバーサリーライブ「AYA HIRANO ANNIVERSARY LIVE 2026 ~COTTON CLUB~」を開催した。

 今年は平野にとって「CDデビュー25周年」「声優デビュー25周年」「ソロデビュー20周年」「ミュージカルデビュー15周年」という、4つの大きな節目が重なるメモリアルイヤー。自身初となるコットンクラブのステージに立ち「このステージに立ってみて、ロゴの前で歌うとすごく雰囲気があって素敵ですね。お客さまのお顔が全部見渡せるサイズ感なのがうれしいです」と笑顔を見せた。

 ライブのテーマについて「各ジャンルで私を育ててくれた曲がテーマになっています」と明かした平野。「こんなにいろんなジャンルの芸能活動をさせていただいているのは稀だと思うので、各ジャンルのファンの方々が一堂に会する場をつくれるのが何よりもうれしいです。それぞれのファンの方に喜んでいただけるような選曲にしていますので、みんなで楽しんでいただけたら」と語った。

 ステージでは、大ヒットした主演アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のOPテーマ「冒険でしょでしょ?」をはじめ、映画「眠れる森の美女」の「Once upon a dream」、出演ミュージカル「レディ・ベス」の劇中歌「秘めた思い」など多岐にわたる楽曲を披露。さらにメドレーコーナーでは、自身が幼少期に親しんだアニメソングとしてJUDY AND MARYの「そばかす」やZARDの「マイ フレンド」など9曲を約88分間にわたって怒涛のパフォーマンスで届けた。

生バンドを従え、熱唱した平野綾
生バンドを従え、熱唱した平野綾

 アンコールでは、シャンソンの名曲「愛の讃歌」(越路吹雪)に初挑戦。「私は越路吹雪さんと鬼束ちひろさんをずっと聴いていた中学生時代だったのですが、『愛の讃歌』を歌ったのは今回が初めて。シャンソンは新たな挑戦です」と語り、エモーショナルな歌声で客席を魅了した。

 1998年に子役として活動を開始し、2001年に声優デビュー。「涼宮ハルヒの憂鬱」でブレークを果たし、声優アワード新人女優賞やミュージカル賞など数々の賞を受賞してきた平野。4つの節目を経てさらなる進化を見せる彼女のコットンクラブ公演は、9月29日にも同所で開催される。