西武園競輪ナイターFⅡ「東京スポーツ杯」が6日に開幕。実力者の池田勇人(41=埼玉)は降級後の初Vを目指して地元バンクに乗り込んできた。

 2007年12月にS級に特進後は最前線で活躍を続け、GⅠ優出(2014年寬仁親王牌)や記念Vの実績もある実力者だが、失格やケガの影響で今期は19年ぶりにA級暮らしとなっている。降級後の2か月は、コンスタントに着をまとめているものの、目立ったヒットはなし。地元戦の今シリーズでそろそろ結果を出したいところだ。

「分かってはいたけど、A級も甘くない。初日特選や決勝はS級レベルの強い選手がいますし、自分自身も年齢とともにタテ脚は落ちている感じです」と冷静に分析する一方で「すごく良い、ってわけじゃないけど少しずつ体の感じは戻ってきています」と状態自体は上向きな模様。さらに「最近は普段の生活から〝良い感じ〟で楽しく過ごせていますよ」と穏やかに話すその表情から、精神面の好調さが感じられた。

 初日特選11Rでは蕗沢鴻太郎を目標に得た。蕗沢とはS級時代から連係があり、8月弥彦の最終日にも差し切ってワンツーを決めたばかり。「期待されるのはあまり…。なので地元戦もあまり得意では…(苦笑い)」と頭をかいたが、頼もしい相棒を得て、内心は燃えているに違いない。