ボートレース桐生のSG「第72回ボートレースメモリアル」は30日、優勝戦が行われる。

 29日に行われた準優勝戦11Rで予選トップ通過で1号艇の峰竜太(41=佐賀)がインから逃げ切って1着。優勝戦1号艇を手にし、通算8回目、今年2回目のSG制覇に王手をかけた。

 さらにSG5大競走のグランプリ、クラシック、オールスター、ダービーをすでに制しており、今回のメモリアルで優勝すればGRANDE5完全制覇。この偉業を初めて達成したレーサーとして3億円相当のインゴッドが贈呈される。

 優出を決めた峰は「想像より重圧は感じましたね。グランプリと違うプレッシャーありましたね、何か違うか分からないですけど、責任感みたいな…。開会式とかでも『俺に任しとけ』と言ったし、そういう気持ちでやってきた。これ逃したら獲れないなって感覚もすごくある」と歴史的偉業達成に挑む心境を明かした。

 2021年の住之江グランプリでは優勝戦1号艇ながら1Mの事故をきっかけに42億円の大返還につながった。常に「あの借りを返さないと選手を辞められない」と話してきた峰。「それが返せる機会って少ないじゃないですか。今回がそれじゃないかなと思っています」とGRANDE5達成への思いも強い。

 仕上がりも「節一でしょうね、言うことないと思います」と万全。ボートレース界のスーパースターが新たな歴史を築く。