メンタルヘルス系スタートアップ企業「ワンダーマインド」をめぐり、同社の共同創業者で歌手のセレーナ・ゴメスが投資家から詐欺などで訴えられている裁判をめぐり、ゴメス側が訴訟の棄却を求めて動き出したと米NBSが28日報じた。
NBSによると、訴訟は2021年に同社へ約120万ドルを投資した2つの投資会社が、ゴメスら創業陣が会社の体制や資源について虚偽の説明を行い、投資判断を誤らせたと主張しているもの。訴状では、ゴメスの母親マンディ・ティーフェイ、元共同経営者ダニエラ・ピアソンも被告に名を連ねる。
投資家側は、同社が「メンタルフィットネス」を掲げ、アプリ開発や広告契約、ゴメスのマーケティング責任者としての深い関与などを約束していたにもかかわらず、多くが実現しなかったと指摘。さらに、経営の混乱や財務悪化が隠され、虚偽の進捗報告が続けられたとしている。こうした実態は、米経済誌「フォーブス」などの報道で明らかになったという。
一方、ゴメスの弁護士は申立書で、訴状にはゴメス自身が投資家に虚偽の説明を行ったと特定できる記述がなく、彼女は取締役でもなければ経営を担う合意もしていないと反論。「セレーナが詐欺に関与したという主張は荒唐無稽」と述べ、原告側が不当にゴメスを巻き込んだとして対抗措置の検討を示唆した。
ティーフェイとワンダーマインドはコメントを控えており、ピアソンはこれまで一貫して不正行為を否定している。












