女優の芦田愛菜(22)が、10月19日スタートのカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ「南田南弁護士は天才肌」(月曜午後10時)で主演を務めることが25日、発表された。

 世界的な大ヒットを記録したNetflixの韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の日本版リメイクで、芦田は自閉スペクトラム症(ASD)の新人弁護士役に挑む。地上波放送の終了直後からは、Netflixでの世界配信も決定している。

 原作は2022年に韓国で放送され、心温まるストーリーと爽快な法廷逆転劇で世界中の視聴者を魅了した名作。主演のパク・ウンビンが韓国の百想芸術大賞TV部門大賞を受賞したほか、NetflixグローバルTOP10(非英語シリーズ)で7週連続1位を獲得するなど社会現象を巻き起こした。

 日本版で芦田が演じる主人公・南田南(みなみだ・みなみ)は、東大法学部を首席で卒業し、司法試験にもトップで合格した優秀な頭脳の持ち主。しかし、ASDに対する社会の偏見の壁に阻まれ就職活動は難航。なんとか大手「広川・ハワード法律事務所」へ採用されるものの、コミュニケーションの難しさから「依頼人と向き合えない」と周囲からの偏見や不安にさらされる。それでも、持ち前の法への愛と驚異的な記憶力を武器に、仲間の支えを得ながら数々の難題に挑んでいく。

 幼少期から卓越した演技巧で評価を受け、近年も映画やドラマで存在感を示し続ける芦田だが、弁護士役は今回が初めて。役作りにあたっては、専門書や監修者への取材に加え、発達障害などの支援を行う学習塾を自ら訪ねて理解を深めたという。

 芦田は「原作ファンとしてオファーには本当に驚きました。大きな挑戦でありプレッシャーもありますが、自分らしい南を演じられたら」と意気込む。「特に大切にしたいと思っているのは『感情』の部分。南が何を感じ、何を思っているのかを丁寧に読み解きながら、誠実に演じていきたい。人はそれぞれ得意なことと苦手なことがあり、それぞれの得意なことが役割分担のようにつながり合いながら世界は成り立っている。作品の温かいメッセージを月曜夜にお届けできたら」とコメントを寄せた。