コロンビアの歌姫シャキーラが17日、コロンビア西部チョコ県の県都キブドを訪れ、10日に発生したマグニチュード7・2の大地震で被災した学校の再建のために125万ドル(約2億円)の寄付を表明した。米誌ピープルが18日、報じた。

 プレスリリースによると、この寄付にはFIFAグローバル・シチズン教育基金からの50万ドル(約7900万円)、ライブ・ネイションからの同基金への50万ドルのマッチング寄付、CAFからの25万ドル(約3900万円)が含まれている。

「ここ数日間、私は祖国が苦しむ姿を目にしてきましたが、同時に、私たちを常に特徴づけてきた回復力と連帯感をもって人々が団結する姿も見てきました」と、49歳のシャキーラは声明で述べた。

「学校は単なる建物ではありません。災害後、子どもたちが最も必要とする安定と規則正しい生活を提供してくれる場所です。だからこそ、私たちは学校の再建と子どもたちの教室復帰を支援するために、まず125万ドルの資金提供を約束するのです」とシャキーラは続けた。

 さらには「チョコ県だけではありません。コロンビアも例外ではありません。私たちは支援を続けていきます」と今後の支援活動も約束した。

 訪問中にはチョコ県の主要な公立高等教育機関であるディエゴ・ルイス・コルドバ工科大学の再建に自ら尽力すると発表した。

 シャキーラは「この大学は、私たちの高校『ピエス・デスカルソス』の卒業生のほとんどが高等教育を続ける場所です。この大学を再建することは、若者たちがすでに歩み始めた道を守ることを意味します」とも語った。

 実業家で慈善家のハワード・バフェットは、シャキーラの訪問に同行し、ハワード・G・バフェット財団が、県都キブドとその周辺地域における10校の学校再建を支援することで、ピエス・デスカルソス財団の活動に参加することを発表した。

 シャキーラは復興支援活動に加え、イギリス、アイルランド、カナダ、日本などの各国政府にも支援を呼びかけている。

 10日の地震発生後、チョコ県では40校の学校が完全に倒壊し、数百校が被害を受けた。ロイター通信によると、少なくとも250人が死亡している。

 シャキーラは「お子さんを亡くされたご両親にとって、言葉だけでは十分ではありません。私にできるのは、心からの哀悼の意と、ご両親の悲しみを決して忘れないという約束だけです」と声明で述べている。