世界的人気を誇る米国のハードロックバンド、ZZトップのドラマー、フランク・ビアードさんが17日(日本時間18日)に死去した。77歳だった。米芸能ニュースサイト「TMZ」が18日、報じた。
テキサス州フォートベンド郡検視局によると、フランクさんはホスピスに入院した後、17日にテキサス州の牧場で家族に見守られながら亡くなった。死因は現時点では公表されていない。
バンドの代理人であるボブ・マーリス氏とバンドの公式サイトがフランクさんの死去を公表し、ZZトップの創設者でギタリスト&ボーカリストのビリー・F・ギボンズは声明を発表。「今日、エルウッド(・フランシス=ベース)と私は、偉大な友人であり協力者を失いました。そして世界は、最も天性の革新性を持つドラマーの一人であり、テキサスが生んだ偉大な真の息子を失いました。彼の特徴的なバックビートは、ZZトップをトップに押し上げる鍵でした。彼が60年間所属したバンドは、彼の願い通り、これからも活動を続けていくでしょう」と盟友に哀悼の意をささげた。
フランクさんは1969年に創設メンバーとしてZZトップに加入し、ギボンズ、そして故ベーシストのダスティ・ヒルさんと共に50年以上にわたりグループを支えた。バンドのスタジオアルバム全15枚に参加し「ラ・グランジ」「タッシュ」「ギミー・オール・ユア・ラヴィン」「シャープ・ドレスド・マン」「レッグス」などバンドを代表する大ヒット曲の数々を支えた。
グループのクラシックなトリオのラインナップは、ダスティさんが2021年に亡くなるまで50年以上も変わらなかった。ZZトップは2004年にロックの殿堂入りを果たしている。
フランクさんは長年にわたり健康問題を抱えてきた。2002年には緊急虫垂切除手術を受け、いくつかの公演を欠席。25年には、健康上の問題で「一時的に」活動を休止している。
8月5日のハリウッドボウル公演も「深刻な健康問題を抱えており、その状態はバンドのツアーにも影響を及ぼす」との出演を急きょキャンセルし、その容態が気遣われていた矢先の訃報となった。












