米シンガー・ソングライターのアリアナ・グランデ(33)は27日、未発表曲45曲を含む大量のデジタルデータがハッキングされ、流出されたなどとして、被疑者不詳のまま2人の人物を提訴したことが分かった。米芸能誌「ピープル」が報じた。
グランデの弁護団が提出した訴状によると、被告らはグランデの共同制作者である写真家やプロデューサーのさまざまな個人用デジタルアカウントをハッキングし、「未公開コンテンツの違法かつ悪質な盗用し、拡散、悪用した」と主張している。
さらに、被告らはハッキングして得たファイルを「ダークウェブ上で多額の金銭と引き換えに違法に販売し、利益を得ていた」としている。
訴状によれば、ハッキングされたとされるコンテンツには、グランデの未発表の楽曲や画像、さらには「制作過程で記録された一般公開を意図していない動画や音声データ」などが含まれている。さらに、「2023年だけでも未発表曲45曲が盗用、流出され、2011年のデビュー以来、このような流出事件が何百件も発生している」と訴えている。
特に2023年に流出した未発表曲「Fantasize」は音源がTikTokなどSNS上で瞬く間に拡散し、大きな話題となった。
グランデに近い関係者は同誌の取材に、「この訴訟はアリアナだけでなく、同様のプライバシー侵害や創作物の盗用に直面してきた多くのアーティストにとって、犯罪に対する抑止力となることを意図している」と指摘。「創作物の違法な盗用や拡散はその権利を侵害するものであり、容認されるべきではない」と強調した。












