人気ロック歌手のジョン・ボン・ジョヴィが23日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの公演を途中で打ち切った。米ニュースサイト「ページ・シックス」が23日、報じた。

 64歳のロック界の伝説的シンガーは「フォーエバー・ツアー」の一環としてMS・Gで行われた9公演の8日目の公演中に、1986年の大ヒット曲「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」を歌った後、ショーを中断せざるを得なくなったという。

「申し訳ないが、私は傷ついている。君たちに私の本性を見せるつもりはない」と、ボン・ジョヴィは聴衆に向かってそう言った後にこう続けた「チケットの半券は捨てないでください。何とかしますから。いいですか? 保管しておいてください。日程変更の方法を考えます」。

 ボン・ジョヴィはステージを降りる前に「でも今夜はちょっと落ち着かないと。気分は最高だよ」と語ったという。

 ボン・ジョヴィの代理人は、同サイトへの声明文で「マディソン・スクエア・ガーデンでのボン・ジョヴィのコンサートは、今夜90分で終了しました。ジョン・ボン・ジョヴィはステージ上で副鼻腔炎と闘っていたため、ショーは早めに終了しました。マディソン・スクエア・ガーデンでのボン・ジョヴィの長期公演の一環として、ジョンはバンドのライブショーに復帰できたことを何度も喜んでいると語っています」と発表した。声明は「最新情報は近日中に公開されます」と締めくくられている。

 SNS上のファンたちは、すぐにボン・ジョヴィへの支持を表明した。

「ショーを早期に終了しなければならなかったのは、彼にとってどれほどつらいことだったでしょう」とあるファンがX(旧ツイッター)に書き込み、別のファンは「彼にとってどれほど大切なショーだったかを考えると、この終わり方は悲痛だったけれど、イギリスからこのショーのために駆けつけた私は、それでも感動しました!」と伝説的シンガーを激励した。

「ザ・フォーエバー・ツアー」は、ボン・ジョヴィが2022年に声帯手術を受けて以来、バンドにとって初のツアーだった。

 24年にボン・ジョヴィは声帯手術後、以前のようなレベルで歌えなければ、二度とライブで歌うことはないかもしれないと語り「歌がうまくなければ、以前の自分に戻れなければ…それで終わりだ」と決意を明かしていた。

 しかし、ボン・ジョヴィは先月、米誌ピープルに対して「完全に回復した。予想以上に時間がかかったが、絶対に成功させなければならなかった。私たちは決して希望を失わなかった」と声帯手術の成功を報告していた。