7日のフジテレビ系ドラマ「東京P.D.警視庁広報2係」最終話で、数々の事態解決策を出してきた〝ソリューション広報課員〟今泉(福士蒼汰)のひらめきにSNSで〝穴〟が指摘され、その結末が関心を呼んだ。
12年前の大物政治家爆殺未遂で、自分が真犯人と主張する大沼(大塚明夫)が、今泉の上司、広報2係の安藤係長(緒方直人)を人質にとって立てこもる。要求は、事件の再捜査。現場には報道陣が駆けつけ、実況中継も始まった。情報がテレビを通じて大沼に筒抜けとなり、救出を図る警視庁は特殊班が踏み込むに踏み込めない。
現場で規制にあたった広報課2係の今泉は、女性報道関係者が「しばらく突入なさそうだからCM入れられるかも」とスマホで通話しているのが耳に入り、ひらめく。突入に要する時間は90秒だと捜査側から教えてもらい、各社一斉に90秒のCMを流してもらうよう要請。OKを得て突入は成功し、安藤救出と大沼確保を遂げた。
今泉が「CMか…」とつぶやいた場面は午後9時25分過ぎ。X(旧ツイッター)では、さっそく「NHKは中継してないのか」「NHKには通用せんだろう」「大沼がNHK見たら終わる」などと、CMがない局という〝穴〟が次々と指摘された。
すると間もなく、「NHKはスタジオを映せばいい」「スタジオ映すとかカメラの位置変えるとか」といった方法案が投稿され始める。直後の9時29分ごろ、今泉は要請する際に「CMでも天気予報でも、とにかく全局です、90秒」と口にした。ただ、すぐに「CM」だけを強調する流れになった。
突入直前、画面の変化に気づいた大沼がリモコンで次々切り替え、車のCMらしき映像が映る。その一つに天気予報が。この場面は9時33分ごろ。以降、Xには「一局だけ天気予報なのはNHK設定?」「NHKはきっと天気予報をやっていた局なんだろうな」といった受け止め投稿が続いた。
警察内部の力関係や被害者側への配慮、報道側からの情報要求圧力…さまざまな状況にあって、今泉は知恵を出し事態を落ち着かせてきた。「CM」もその一つ。素朴な疑問にさりげなく答え、視聴者も腑に落ちた形となった。












