国際スケート連盟(ISU)が国際大会への出場禁止が続くロシア勢の復帰を認めないのは「表彰台を独占されたくないから」という主張が同国の重鎮から飛び出した。
ロシアはウクライナ侵攻により4年以上にわたって国際舞台からの排除が続いているが、ロシアメディア「スポーツ」は、同国フィギュアスケート代表監督を務めるエレナ・チャイコフスカヤ氏がISUの〝思惑〟を追及した様子を伝えた。
チャイコフスカヤ氏はまず「今の課題は、ISUに来シーズンの出場を認めてもらうことだけだ」と強調。「これは国際競技連盟総会で間もなく決定されるだろう。今のところ、皆沈黙を守っている。何が起こっているのか見当もつきません。多くの(他の競技)連盟はすでに門戸を開き、私たちを快く受け入れてくれている。抵抗しているのは冬季競技だけだ」とISUがロシア勢を復帰させないのはおかしいと糾弾する。
そして、ISUの構造とその実態について持論を展開。「ノルウェーとスウェーデンはすでに我々の連盟に加わっている。今の目標は(ISUに)入ることだ。結果なんて気にしていない」と指摘する。そして「さあ、勝ちに行こう。我々は何度も表彰台を独占してきた。なぜまだ(ISUは)加盟を望まないのか? ロシア人3人が1位から3位までを独占するのを防ぐためだろう」とロシア勢が復帰したら、フィギュアスケートの各種目で表彰台を独占するのを恐れているとの見解を示した。
そして、ロシア勢の現状についてこう力説する。「ここは全てが素晴らしい。自画自賛はできないけれど、私がいつも言っているように、全ては選手の脚力にかかっている。プログラムは面白く、新しく刺激的な選手たちが台頭してきた。競争心、実力を見せつけたいという気持ちが大切だ。そして何よりも、選手たちの目に輝きがある。私が常に彼らに求めてきたものだ。今、私のチーム全体が燃えている。それは非常に大きな価値がある」と国際大会に復帰すれば即、ロシア勢が席巻する準備ができていると自信をみなぎらせた。
ロシア重鎮の強気な発言は、復帰に向けてどのような影響をもたらすのか…。












