結成16年以上のコンビで争う漫才の賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~2026」の開幕戦ノックアウトステージ(28~29日、FODとFANYで生配信)に進出する32組に選出された漫才コンビ「エル・カブキ」が“オヤジ狩り”を宣言した! トーナメント初戦では、32組の中で最長となる結成36年目のはりけ~んずとの対戦が決定。「最も思い入れがある」という大ベテランとの対戦について熱い思いを語った。

エル・カブキの(左から)デロリアン林とエル上田
エル・カブキの(左から)デロリアン林とエル上田

 結成17年目のエル・カブキは、「THE SECOND」の出場権を得た昨年も32組に選出された。エル上田は「収入は上がりましたね。まだバイトしなきゃ食ってけないけど、おカネの余裕は昔に比べたらある。レストランとか全然行けますよ、今」。デロリアン林は「昨年、プレステ5を買えたんですよ。プレステ2を買ったのが就職した年だった。でもそれから3、4は買えず、ついに芸人やってて5を買えたのはうれしかったですね」。

「THE SECOND」は1対1のトーナメント形式で行われる。昨年は初戦で金属バットに敗れた。上田は「今年はまず1回勝ってみたい」と意欲を見せた。初戦の相手は結成36年目のはりけ~んず。29日に対戦する。ベテランが揃う「THE SECOND」だが、今年残った32組の中でも最もコンビ歴が長い大ベテランだ。

 昨年はザ・ぼんちが結成54年目で決勝戦にあたるグランプリファイナルに残り、話題となったが、ザ・ぼんちは15年ほどコンビとして活動していなかった時期がある。上田は「はりけ~んずさんはずっとコンビで活動してますから、ある意味ではぼんちさん以上ですよね。だから今回の対戦、“オヤジ狩り”と言われてます(笑い)。もっとも僕らも40歳超えてますけどね」と話した。

 また上田は「32組の中では一番思い入れがあるコンビかも」とも言う。はりけ~んずはM―1グランプリやR―1グランプリなど、賞レースの予選のMCを長年務めている。「M―1の1回戦で落ちた時、はりけ~んずの新井義幸さんは『エル・カブキの時事ネタが好き』とXでつぶやいてくれたり…。すごい優しい人。一緒のライブに呼んでもらったり」

 林も「レイザーラモンさんにも思い入れはあるけど、よくライブで一緒になるし。はりけ~んずさんは、普段はそんなに接点はないので」と話した。

 今回は抽選会の際、はりけ~んずの前田登に「お前と話してたら当たりそうやな。昨年、ここでマシンガンズと話していたらホントに当たったんや」と言われたところ、本当に初戦で対戦することになった。

 ただ、はりけ~んずは昨年、準決勝に進んだため、生放送で2本ネタをやっている。上田は「今年はネタがないんじゃないかな? そこに期待します」。

 また、昨年は「THE SECOND」を主催するフジテレビがコンプライアンスをめぐる問題で大騒動の中で大会が行われたが、今年はその騒動も落ち着いた。時事ネタ漫才のエル・カブキは今年、フジの騒動に触れるのか?

 上田は「最近のフジの話題はアナウンサーが立て続けに辞めるぐらいですかね? まあそれも明らかに昨年の騒動の影響でしょうけど。でもウケるならネタにしますよ。当日の状況次第ですね」と話していた。

 ☆エル・カブキ デロリアン林、1982年10月25日生まれ、北海道出身。エル上田、1984年1月19日生まれ、神奈川県出身。2009年6月にコンビ結成。11~21年にマセキ芸能社所属。現在はフリーで活動する。14年にNHK新人お笑い大賞本戦進出。16年には「第16回決戦!お笑い有楽城」で優勝。昨年に続き、今年も「THE SECOND」ノックアウトステージに進出した。