1月期連続ドラマが次々と最終回を迎える中、まだまだ続くのが、鈴木亮平主演のTBS系日曜劇場「リブート」。9話となる22日放送の予告では「最終回」とうたっておらず、29日にフィニッシュとなりそうだ。

 のっぴきならない事情で顔や声などを別人そっくりに整形し、なりすます「リブート」。ドラマでは、覚えのない妻殺しの嫌疑をかけられた洋菓子店店主の早瀬(松山ケンイチ)が、悪徳警察官の儀堂(鈴木)にリブートして危ない橋を渡る。

 15日の8話では、何と殺されていたはずの妻・夏海(山口紗弥加)までもが謎の女・一香(戸田恵梨香)にリブートしていたことが判明。いずれも仕掛けたのは、夏海と一香の上司にあたる裏社会のボス、合六(北村有起哉)だったことも明かされ、視聴者を驚かせた。

 リブートという設定とともに、主要人物の名前も特異だ。X(旧ツイッター)では「名前が特殊すぎて」「『儀堂』『幸後』(一香の姓)、『合六』が珍しすぎて」といった指摘も。儀堂に関連しては、他局のドラマも含めて珍現象が広がっていた。

 先週で終わった日本テレビ系「パンダより恋が苦手な私たち」では、上白石萌歌とダブル主演の生田斗真が生物学者の椎堂(しどう)を演じた。動物の求愛行動を研究する大学准教授で、浮世離れした奇怪なキャラクター。上白石演じる編集者と衝突を重ねながら、恋愛関係に発展しそうな形で幕を閉じた。

「リブート」の松山が主演作のNHK「テミスの不確かな法廷」で演じたのは、地裁支部の特例判事補・安堂。幼いころに発達障害の診断を受けたが、父親の理解が薄く、自身を「宇宙人」に見立ててきた。食事にケチャップが欠かせず、行きつけの喫茶店でナポリタンばかり食べていた。

 儀堂、椎堂、安堂は3人ともサラリーマンではなく、いわば専門職。キャラクターも濃く、鈴木と生田、松山は熱演、怪演、力演といった様相を呈した。しかも3男優の生年はそれぞれ、1983年、84年、85年と同世代になる。そんな3人が「堂」がつく名の特異キャラで同一クールの主役を張り、ドラマの話題を彩った。