女優の市川由衣(40)が16日、大阪市内で行われた映画「柊吾(しゅうご)のこと」の舞台あいさつとトークショーに出席した。
同作は兵庫に本社を置くヤマト住建株式会社が、映画監督・犬童一利氏に依頼し、ハウスメーカーとして業界で初めて取り組んだ自社制作映画だ。
物語は、スーパー勤務の主婦・弘瀬秋帆(市川)が、不登校の息子・柊吾(白鳥廉)の世話に忙しい中、夫・聡平(森岡龍)と夫婦げんかになってしまい、柊吾が家を飛び出すというもの。
今まで社会課題を捉えた作品を多く発表してきた犬童監督は「割と自由にやっていいというお話の中で、自分がやりたいことを考えた」とし、「母親は自己犠牲にけっこうなりがちな感じがしていたので、そういうところから物語を作り、途中で不登校というテーマを追加した」と話した。
市川自身も小学3年生の子を持つ母親。それだけに「子どもとのうまくいかない感じとかも自分が私生活でリアルに感じていることだった」と明かした上で「(うまくいかない夫婦生活や子どもの不登校は)誰にでも起こりえること。自分自身も柊吾のように不登校だった時期もあったので、どっちの気持ちも分かった」。
さらに「小学生の時に、学校に行けない状況だったが、『ドラマの続きが見たいから、来週まで頑張ろう』とか。いなくなってしまいたいくらい、つらい時もあったんですけど、エンタメの力に救われたというのが子ども頃からあって、役者を志した」と告白。
最後に「こういった映画が、誰かの頑張るきっかけやヒントになったらいいな」と願っていた。
同作は、特設サイトから無料で視聴可能だ。












