大相撲春場所11日目(18日、大阪府立体育会館)、大関経験者の関脇霧島(29=音羽山)が幕内豪ノ山(27=武隈)を退けて10勝目。1敗同士の対決を制して単独トップに立った。
豪ノ山に押し込まれる場面もあったが、土俵際の突き落としで逆転勝ちした。取組後は「思い切り当たろうと思った。しっかり当たっているから(土俵際の)そういう動きができたと思う」と納得の表情。10勝目には「まだまだ、4日あるので。積み上げる? そうですね」と冷静に先を見据えた。
初場所は関脇で11勝。今場所も2桁10勝に到達し、大関復帰の足場を固めた。さらに、今場所で自身3度目の優勝を果たせば一気に大関返り咲きを果たす可能性もある。高田川審判部長(元関脇安芸乃島)は「最後まで見ないと分からない」と慎重な姿勢を示す一方で「勝っていけば機運が高まる?」との問い掛けに「本人も盛り上がっていくでしょうし、久しぶりの優勝もかかってくる。あとが大事になってくる」と含みを持たせた。
12日目(19日)は1差で追う横綱豊昇龍(26=立浪)との大一番。霧島は「今までやってきた相撲を、一日一番取ることに集中する」と気持ちを引き締めた。












