東京映画会(東京スポーツなど在京スポーツ紙7紙の映画担当記者で構成)が選ぶ「第68回ブルーリボン賞」授賞式が17日、東京・千代田区のイイノホールで開催。監督賞を「TOKYOタクシー」の山田洋次監督が受賞した。
同作は、タクシー運転手(木村拓哉)が、東京を見納めたいという85歳のマダム(倍賞千恵子)を乗せ、思い出の地を走る物語だ。
48年ぶり、3度目の監督賞受賞となった山田監督は「最初に(監督賞)をもらったのは60年前。まだ、ここにいらっしゃる方はみんな生まれていない」と威厳を見せつけ微笑んだ。
監督賞は本来「国宝」の李相日監督が相応しいと称えると「長い間頑張ったというそういう思いも込めて僕にくださったのだろうと思います。この年になってこのような賞をもらえることは中々ないことなので、とても幸運だったなと。スタッフと一緒に喜びを味わいたいです」と話した。
また、「60年前は映画がまだまだ力がありました。今売り上げがあがっているのはアニメーション映画」と映画界の現状を見つめ直すと「そういう中でこういう映画賞をいただいたのが、励みになります。これから大変な時代を僕たち映画界の人間は経験していく。劇映画が元気がないということをなんとかしないといけないと切実に思っています」と力強く語った。












