NHK大阪放送局は9日、朝の連続テレビ小説「ばけばけ」に出演中の俳優・吉沢亮のコメントを発表した。

 同作の舞台は、明治時代の島根・松江。ヒロイン・松野トキ(高石あかり ※「高」は正確には「はしごだか」)と外国人教師ヘブン(トミー・バストウ)を軸にした人間模様を描く。吉沢が演じるのは、外国人教師として松江にやってきたヘブンをサポートする錦織友一だ。

 吉沢は、ヒロイン・高石について「カメラが回ってないところでもヒロイン然としていて、たたずまいが非常に大人。すごくピュアな部分も持っているので、みんなで支えてあげなきゃと思っているのですが、結果的に彼女に支えてもらっています。撮影が続くと大変な瞬間がどうしてもありますけど、一番しんどいはずの高石さんが一番楽しそうに現場にいてくれるんです。そこに救われているキャストやスタッフの方が、たくさんいると思います」と評した。

 自身が演じている錦織について「回を追うごとに彼の不器用さや人間らしさ、かわいげのあるところが出てきているなと感じます。おいしいキャラクターをやらせていただいているな」と感想を述べた。

 ヘブンが熊本に行くと言った時の錦織の心情を聞かれると「ヘブン先生と共に過ごす日々の中で、彼と一緒に面白いものを作っていくことや、彼の成し遂げるものを一番近くで見ていたいという思いが錦織の中で非常に強くなっていくのを感じていました。単純に友達として隣にいたいという気持ちも大きくなっていたと思うので、突然熊本に行くと聞いた時はもう意味がわからなかったでしょう。パニックというか、悲しいどうこう以前の感覚だったと思います。第14週でヘブンがトキに『(松江に)イテモ、イイデスカ?』と聞いた時点で、彼が松江を離れるなんてことは錦織の頭から消えていたはず。この楽しい生活が永遠に続くと、どこかで思っていたのではないでしょうか」と分析した。

 最後に「これからは人間ドラマとしての面白さがより濃くなっていきます。トキとサワが笑い転げるシーン(第88回)は、台本を読みながら泣きそうになった部分です。今後も、そういう人間の温かさや冷たさが見えてくる展開になるのではないかと思います。引き続き楽しんでいただければうれしいです」とアピールした。