俳優の吉沢亮(31)の活躍を受け、テレビ各局が水面下で争奪戦を繰り広げているという。なかでも熱心とされるのがフジテレビだ。

 吉沢は主演映画「国宝」の興行収入が「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年)を超えて173億7000万円に達し、邦画実写の歴代興収1位になったことが発表された。現在放送中のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」では英語教師役を好演。来年7~8月にはダブルキャストの主演ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」が控え、〝最も忙しい俳優〟の一人だ。

 昨年12月には酒に酔っった状態で自宅マンションの隣室に侵入した事件を起こし、出演CMの契約を解除されるなどした(今年2月不起訴)。スマッシュヒットしたTBS系10月期「じゃあ、あんたが作ってみろよ」は当初、主演で調整されたが、事件の影響で吉沢サイドが辞退を申し出たとされた。

 それでも「国宝」が6月公開されると劇中の演技が好評で、ヒットに貢献。その勢いはV字回復どころか事件時を上回ったといえる。「国宝」は今月16日、第98回米アカデミー賞で国際長編映画賞などにノミネートされた。

 テレビ局関係者は「各局で来年以降の〝吉沢主演ドラマ〟の制作が調整されています」と話す。

 熱心だとされるのがフジだ。かつて黄金期を築いた〝月9〟のブランド力が落ちるなどして近年は連ドラ不振が続いている。

 吉沢は22年に月9「PICU 小児集中治療室」で主演。昨年4月には同作スペシャルドラマが放送された。

「フジは『PICU』続編の制作を視野に入れています。ただ、多忙を極める吉沢さんのスケジュールの確保が難しいようで、制作はなかなか進まないようです」(前出関係者)

 引っ張りだこの売れっ子俳優を〝一本釣り〟するのはどの局か――。