将棋棋士の加藤一二三さんが22日未明に亡くなった。芸能界からもその死を惜しむ声が寄せられている。

 加藤さんは1954年に当時、史上最年少の14歳7か月でプロ棋士としてデビュー。「神武以来(じんむこのかた)の天才」と言われ、名人などタイトル8期を獲得した。引退後はバラエティー番組にも出演し、「ひふみん」の愛称で親しまれた。

 訃報に接し、親交のあった著名人も追悼の意を示している。大の将棋好きとして知られるザブングル加藤は、「突然の悲報を受けて、元気で面白かった一二三先生の姿が思い起こされ、信じられない気持ちでいっぱいです」とコメント。「一二三先生には将棋のより深い楽しさを教わりました。本当にありがとうございました。御冥福をお祈りいたします」と偲んだ。

 また、俳優の瀬戸康史は「突然の訃報に接し、お悔やみ申し上げます。地元が同じで、一二三さんと一緒に嘉麻市特別市民として表彰を受けた際に、授賞式でお互いの実家がほんの数分の距離だったと分かり、いつも早口な一二三さんが、さらに早口で当時のエピソードや地元の話をたくさんしてくださったことを思い出します」と思い出を振り返り。「どうかゆっくりお休みになってください。心よりご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。