ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)が米メディア「ESPN」が選定するパウンド・フォー・パウンド(PFP、階級差のない最強ランキング)で2位に浮上した。

 これまでPFP1位だった世界5階級制覇王者テレンス・クロフォード(米国)が引退を表明。同メディアによるPFP最新ランキングでは世界ヘビー級王者アレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が1位に返り咲き、3位だった井上が2位にランクインした。同メディアは「文句なしのスーパーバンタム級王者」と伝えた。

 その上で「2025年に(アラン)ピカソ(メキシコ)との対戦で4勝目を挙げてシーズンを終えた。これは驚異的なペースであり、彼のような実力を持つファイターには珍しいものだ」とし「井上とウシクの首位争いは僅差で中谷(潤人、M・T)に勝利すれば井上がトップに躍り出ることになる」と指摘した。

 井上は5月に東京ドームでPFP8位の中谷と対戦することが確実。この試合に勝利すれば〝軽量級最強〟の称号とともに各メディアや機関が制定するPFPでも1位に返り咲くことになる。