上方漫才協会の会長で漫才コンビ「中田カウス・ボタン」の中田カウスが12日、なんばグランド花月で行われた「第十一回上方漫才協会大賞」に出席した。
同協会は、若手芸人たちに芸の世界にかかわる指導・育成を行っている団体。同賞は大阪の「よしもと漫才劇場」「森ノ宮よしもと漫才劇場」、東京の「渋谷よしもと漫才劇場」「神保町よしもと漫才劇場」で活躍した若手芸人を表彰する目的で毎年1月に実施されている。
今年の大賞は「エバース」(佐々木隆史、町田和樹)、特別賞として「タカアンドトシ」(タカ、トシ)、新人賞には「家族チャーハン」(大石、江頭)、THE NEXT CONTE賞「レインボー」(池田直人、ジャンボたかお)が選ばれた。
出場した6組が繰り広げた新人賞のネタバトルを終始笑顔で見守ったカウスは「新人賞のレベルが高い」と講評した。
家族チャーハンの江頭は「今まで賞とかいただいたことがなかったので、うれしいです」と喜べば、相方の大石も「感無量です。新人賞はバトル形式なんで、いつも負けてる人たちに勝てたことも含めて、うれしかった」と口をそろえた。
江頭はこれまで以上に漫才に打ち込むと抱負を明かし「各賞レースで結果が出て『やっぱり上方漫才協会大賞の新人賞を取ったコンビはすごかった』というふうになったらな」と語った。
特別賞に輝いた「タカアンドトシ」のトシが「30年以上やってきて、初めてこういう賞をいただいた。劇場でやってきたことを評価していただいて、ものすごくうれしかったです。本当にありがたい」とスピーチすると、タカが「たいしたこと言ってない」とツッコミ。それを見ていた若手芸人たちは「普通にしゃべってるだけで漫才ですね。さすが特別賞」と感嘆の声を漏らしていた。
最後にカウスは「今年も新人賞(にエントリー)のコンビを見て、将来に不安がないですね。エバースやタカアンドトシのように『横山エンタツ・花菱アチャコ』師匠が作ったしゃべくり漫才、掛け合い漫才がキチっとできてるところが、非常にうれしいな」と大絶賛した。
ちなみに話題賞はダイタク、劇場賞はガクテンソク、文芸部門賞は滝音、シカノシンプ、ドンデコルテ、ミカボ、トータルコーディネート部門~舞台衣装イメージチェンジ~は、タイムキーパー、ダブルヒガシ、ナイチンゲールダンス、ヨネダ2000が受賞した。












