元TOKIO国分太一の一連の騒動で、番組継続が危ぶまれているのが日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜午後7時)だ。1995年に放送を開始し、今年で30周年を迎えた。本来メモリアルイヤーになるはずが、6月に国分のコンプラ違反が発覚。国分は降板し、TOKIOは解散した。

 これだけでは終わらない。コンプラ違反を認定した日テレの手続きに対し、国分が10月に日本弁護士連合会(日弁連)に人権救済を求めた。今月25日にそれは却下されたが、国分の代理人を務める菰田弁護士は「国分氏に対する人権侵害が存在しないという結論ではないとも認識しており、引き続き、人権救済の実現に至る方策を検討してまいります」と述べている。

 さらに国分をふびんに思った松岡昌宏が「週刊文春」と「週刊新潮」の取材に応じ「日テレさんからは5か月以上、何も説明はない」などと暴露。過去の収録中のケガにも触れるなど、日テレとの間にすきま風が吹いている。

 これが影響したのか、松岡の告白記事の直後に放送された7日の「鉄腕DASH」の世帯平均視聴率は7・8%に落ち込んだ。これはラグビーW杯と重なった2019年10月20日放送の7・9%を下回る数字だ。

 日テレ関係者は「ここまで凹んだのは初めて」と絶句。制作サイドは視聴者離れを心配したという。それが21日放送回では一転して〝底力〟を感じさせる結果が出た。

 21日は午後6時半から「M‐1グランプリ」(テレビ朝日)が生放送された。近年まれに見るハイレベルな戦いで、関東地区の世帯平均視聴率は16・2%、関西地区では24・4%を記録。ビデオリサーチによる調査では、12月15~21日のバラエティー部門でブッチギリの首位だった。

 Mー1が他を圧倒するなか、「鉄腕DASH」はというと、世帯平均視聴率は8・2%で前回よりアップ。テレビ関係者が驚く。

「正直、ウラがM‐1なので『鉄腕DASH』は史上最低視聴率を更新するのではないか?と思っていました。それがフタを開けたら大健闘。最悪の事態は免れました」

 前出ビデオリサーチの調査では、対象期間のバラエティー上位10番組の中で、21日放送かつM―1と放送時間がカブっていたのは「世界の果てまでイッテQ!」の世帯視聴率8・4%のみ。鉄腕DASHの後番組だ。ほかは日曜以外の番組となっている。

「鉄腕DASHがイッテQの視聴者の導線的な役割を果たしていることを考えれば『底力がある』と証明したのではないでしょうか」(同)

 21日放送回はいわゆる総集編で、登場したのは松岡と城島のみ。国分の姿は一切映らなかった。日テレは再三にわたり「番組終了の予定はない」と強調している。優良コンテンツだけに、1日も早く松岡や城島と〝雪解け〟したいところだ。(数字はビデオリサーチ調べ)