大相撲の元横綱白鵬翔氏(40)が15日、都内で開かれた日本財団主催の「HEROs AWARD 2025」の表彰式に出席した。

 白鵬氏はアスリートの社会貢献活動を表彰する同賞で、国際相撲大会「白鵬杯」を通じて、世界の子供たちに平和の精神と日本文化の魅力を伝える活動に尽力したことが評価された。「伝統文化で相撲の右に出るものはないと思う。海外から子どもたちが集まって相撲で交流して、こんなに素晴らしいことはない」と力説した。

 その上で「横綱大の里と豊昇龍が白鵬杯を経験して、大相撲で活躍している。そして外国人力士も(白鵬杯を経験して)、入門して関取として活躍している。この大会を開いて、少しでも成果が出てきているのがうれしい」と充実した表情を見せた。

 白鵬氏は6月に日本相撲協会を退職した後、「世界相撲グランドスラム構想」を掲げ、アマチュア相撲の発展と五輪競技採用を目指して活動。来年2月7日、8日にトヨタアリーナ東京で行われる「第16回白鵬杯」では、「女子の部」(小学1年生から中学生)と「成人の部・男女」(高校生以上)が新設された。

 その狙いについて「国際相撲連盟には87か国が加盟していて、その国から応援、後押しを受けるために。男女平等じゃないと五輪は見えてこない。そこで新しい取り組みとして、次の16回大会で女子相撲と成人の部を2日間、開催する」と説明した。