お笑いコンビ「霜降り明星」粗品の辛口審査が今なお波紋を広げている。

 お茶の間に衝撃を与えたのが、13日放送の女芸人No.1決定戦「THE W 2025」(日本テレビ系)での講評だ。審査員として名を連ねると、「1秒も面白くなかったです」「漫才コントにこんなの入れとけば評価されるやろうという思惑が客に透けてしまうほどの稚拙さやった」などと辛口コメントを連発。終盤には「1000万円もらうにしてはレベルの低い大会」と大会自体を斬り捨て、ネットをざわつかせた。

 粗品は漫才日本一決定戦「M―1グランプリ」の最年少王者。笑いへのストイックな姿勢が実力と人気につながっている。キー局関係者の話。

「粗品さんは〝笑い〟に徹底的にこだわる方。番組側が作り上げた台本を『おもんない、ここもおもんない』と指摘しながら読むこともありますね。制作側としては忌憚のない意見をいただけるので助かります。ただ、台本を直接粗品さんに届けた新人ディレクターは、そのすごみと緊張感に気おされていました」

 粗品は今年3月に行われた関西の若手芸人が出場する賞レース「第14回ytv漫才新人賞決定戦」でも審査を担当。渋めの点数をつけ厳しい指摘も飛ばしたが、自身のユーチューブに出場芸人を招くなどアフターケアも欠かさなかった。「THE W」での酷評もお笑いへのストイックな姿勢の表れであり、ある種の優しさなのかもしれない。