韓国人俳優イ・ジュアン(29)の人気が上昇している。出演したネットフリックスドラマ「暴君のシェフ」が世界中でヒット。日本でも多くのファンを獲得し、7日にはファンミーティングが開催された。日本語が堪能で、女優の奈緒らが所属する芸能事務所アービングと業務提携しており、日本での本格的な活動も視野に入れている。

 ジュアンはアービングと業務提携したことが9月、発表された。そのころ「暴君――」が配信されており、大道芸人で物語でのキーマンの一人でもあったコンギル役を熱演し、注目されていた。同作は天才フレンチシェフ(「少女時代」ユナ)が朝鮮王朝時代にタイムスリップし、悪名高い君主と出会うラブロマンスコメディー。

 このほど7回目の来日を果たし、取材に対応。出世作になった同作の反響を苦笑交じりに明かす。

「デビューして8年だが、昨年まで10回くらいしかサインを書いたことがなかった。『暴君――』を経て、300回以上サインを書いた。最近は中古品の取引をした際、身バレした。銀行とか行った時もバレる。『僕なんか…』と思ったけど、うれしいです」

 初来日は2年前。東京や京都、大阪など各地を旅行した。

「六本木、新宿はすごい都市だった。僕は韓国の田舎出身で、ソウルに行った時と同じように驚いた。日本の街の風景や文化が好き。食べ物もほとんど好きで特にもつ鍋。(韓国と)味が似ている」とニッコリ。「日本語を勉強したらもっと旅行がラクになると思って、日本語の勉強を開始した」と言う。

 日本での本格的な活動も視野に入れる。共演したい俳優はオダギリジョー(49)だ。

「友人から似ているとよく言われる。オダギリさんの弟役とか若い時の役とかを演じたい。会ったことはないけど、オダギリさんのクリエーティブな価値観も好き。あこがれだ」

 端正なルックスはオダギリをほうふつとさせる。

 性格を自己分析すると、「ひと言で言うなら情熱的。いつも学びたいという気持ちがある。毎年、新しい趣味が増えていく」と積極的な一面があるようだ。

 息抜きは「ピアノとキャンプ」と言い、「特にキャンプをしながら仕事を忘れる個人的な時間がリフレッシュになる。いつか富士山の前でキャンプをしたい」。

 日本のファンに対し、「今後も良い演技を見せたい。良い作品でお会いしましょう。ガッカリさせないように頑張ります」と意気込んだ。

 ☆イ・ジュアン 1996年1月24日生まれ。韓国出身。身長184センチ。2018年にテレビドラマ「SKYキャッスル」で俳優デビュー。「女神降臨」など話題作に出演し、25年の「暴君のシェフ」で知名度が上昇した。趣味はピアノ、クラシックバレエなど。