【ニュースシネマパラダイス】どうも! 有村昆です。昨年の暴言騒動で芸能活動を休止していたタレントのフワちゃんが女子プロレス団体・スターダムに入団することを発表しましたね! 騒動で多くの批判を受け、ヒール的存在となっていたとも言えるフワちゃん。それをしっかりと受け止めた上でどのようなプロレスラーとなるのか注目したいです。

 さて、そんなニュースに関連し、今週はヒール役を主人公に据えた人気シリーズの最新作「プレデター:バッドランド」を紹介します。

 人類と宇宙最強の狩人・プレデターの戦いを描いてきた映画「プレデター」シリーズ。今作は、プレデター側の戦士の物語です。その弱さゆえに一族を追放された戦闘民族の若き戦士・デクは宇宙一危険な土地、バッドランドでアンドロイドの女性・ティアに出会う。デクの狩りに付き合うと申し出たティアと、敵だらけの過酷な環境で生き残りをかけたサバイバルに挑む――というストーリーです。

 今作のポイントはやはりプレデターを主人公に据えたという点。今まで敵役として描いてきたので普段プレデターがどういう生活をしているのか分からなかったんですけど、そこが描かれる点がファンにとってはうれしいですよね。プレデターには感情がないと思いきや、そうじゃなかった。デクのような落ちこぼれがいて、親との確執で追放される。でも兄はデクをかばったりと、そういう情感あふれる場面が見られたのが良かったです。

 また、今作は人類との攻防ではないので人間が一人も出てこないのも新鮮でした。バッドランドという見たこともない世界をCGで描いていて、ぶっ飛んだ世界観でしたね。

 今作はディズニー作品なのですが、ディズニーってしばしばヴィラン(悪役、敵役)側の視点で作品を作りますよね。名作アニメ「眠れる森の美女」でもあえて敵のマレフィセント目線で描いた「マレフィセント」を制作している。ヒット作品を横展開して、悪役にも悪役の物語があるということをしっかり描く。その一つが今作だと言えます。

 騒動を乗り越え、プロレスラーとなったフワちゃんがどんな戦いを見せるのか。年末に行われる復帰戦が楽しみです。