ボクシングのフェザー級戦線が〝モンスター〟の参入を見据えて慌ただしい動きを見せている。

 来年の夏以降にも世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)の転級が見込まれているフェザー級では、WBO王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)が15日(日本時間16日)にアーノルド・ケガイ(ウクライナ)と4度目の防衛戦、IBF同級王者アンジェロ・レオ(米国)は来年2月にレラト・ドラミニ(南アフリカ)と2度目の防衛戦に臨む。

 専門メディア「BOXINGSCENE」は「両チャンピオンは2026年の統一戦を計画している」とし「レオは両選手が今後の試合で好成績を収めた場合、エスピノサ戦を示唆していることを突き止めた。これにより、ほかにも重要な動きが控えている、この魅力的な階級に火がつくことになる」と報じた。

 エスピノサのプロモーターを務めるトップランク社の関係者も「2月にレオが戦った後、このことについて話し合うことができるだろう」とし、統一戦に向けて動き出すという。

 統一戦の行方も気になるところだが、その勝者は井上が来年夏以降、フェザー級に上げた場合、対戦相手の筆頭候補となるのは間違いない。かねて専門メディアはフェザー級に上げた井上と対戦するには、ベルトを保持していることが最低条件を伝えており、複数所持することで〝モンスター〟と激突する可能性が高まるとみられている。