福永活也弁護士が9日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、竹内英明元兵庫県議への名誉毀損の疑いで逮捕されたNHKから国民を守る党の立花孝志党首についての事情と今後を解説した。

 名誉毀損事件では任意での取り調べが一般的とあって、逮捕は異例とされる。福永氏は「警察側は逃亡と罪証隠滅のおそれがあったと発表しているが、これはポジショントークでしょう。実際、何度も出頭しているし、逃亡する恐れは全くなかった。ドバイに行っていたので逃亡の準備をしていたんじゃないかという人がいるが、全く関係ない。(接見した弁護士が)立花さんと話したところ、警察から聞いた内容としてもドバイに行ったことは全く関係ないとの説明を受けている」と指摘した。

「名誉毀損は拘禁刑3年以下、罰金50万円以下の比較的軽い刑で、今回の事案で逮捕するのはかなり異例。執行猶予中だと逮捕されやすいというのはあるが、かなり見せしめ的な要素も多いんじゃないか。なんで逮捕したかは兵庫県警の全く別の問題があるんじゃないか」と指摘。中身への言及は避けたうえで、「威信を示すために兵庫県の問題で批判の多い立花さんを逮捕することに踏み切ったのではないかと邪推している」と兵庫県警内の事情を推測した。

 そのうえで、今回は起訴は免れないとして、略式手続きとなった場合は罰金刑となる公算が高いという。

「罰金刑で執行猶予が取り消される可能性は低い。立花さんは公判請求して、争いたいというと思うが、略式手続きで罰金で終わらせて、執行猶予を維持し続けたほうがいい」と助言する一方で、公判となった場合は「無罪主張すると思うが、事実関係を認めて、反省したうえで、法的評価で争うべき。とことん争いまくって、拘禁刑とか食らってしまうと執行猶予取り消されて大変になる。過去の分もプラスになるし、今回の分も執行猶予が付かない。弁護人はやりすぎない程度で、前の刑の執行猶予が満了するところ(27年3月)を意識したうえで弁護活動するんだろうな」と指摘した。