5日のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」第28回での物乞い姿が衝撃を呼んだ「タエ」役の北川景子が6日、X(旧ツイッター)に自身の投稿やリポストを重ねた。
この日はNHKのウェブサイトで北川のインタビューが公開され、他媒体でもコメントが報じられるなどした。それらをリポストした北川は、自身の投稿で「手元に残った大切な三之丞を1人で立てる人間にするためにも、タエなりに生きる選択をしました。独り身であれば自決していたでしょう。誇りは捨てませんが、柔軟に、泥臭く。息子のために。たとえ間違ったやり方でも。時代に取り残されても」と気丈なタエの役柄を伝えた。
松江随一の名家の出にして、結婚した旧エリート士族の雨清水傳(堤真一)は織物工場を営み、裕福な暮らしをしていたタエ。やがて景気が悪化し、工場の跡継ぎだった長男が出奔し、傳は病死する。〝お坊ちゃん〟の三男・三之丞(板垣李光人)に経営能力はなく、工場は破綻。タエと三之丞は松江を去った。
ヒロインのトキ(高石あかり)ら松野家にとって雨清水家は、かつて世話になった親族。6日の第29回では、トキの父司之介(岡部たかし)から、タエと三之丞は「安来だかの親戚のところに行っちょると聞いちょりました」と語られた。
29話では、三之丞も松江に現れ、司之介が働く牛乳店を訪れ「社長として働かせてほしい」と浮世離れした要求をして怒鳴られ、突き倒されて退散した。
三之丞は、路傍の稲荷に備えられた握り飯に手を出しかけるほど、困窮極まっている。軒下にいるタエの元に帰ると「また明日頑張ります」と力なく報告したのだった。タエの物乞いは、三之丞の自立を待つためだったのか…。
北川の投稿には「おタエ様なりの母の愛の形なのですね」「悲哀さを共感させる北川さんの演技のうまさよ!」「三之丞さまを愛するお母様の覚悟、胸が締め付けられました」「全部伝わってくる表情でした」などと返信が寄せられている。













