NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の9日放送の第9回に視聴者の期待感が高まっている。高石あかり演じるヒロインのトキが、縁戚・雨清水家に大奥のように控えるタエ(北川景子)に呼ばれた理由が判明するとみられるからだ。

 お見合いで相手に即NGを突きつけられ、大泣きのトキ。理由は、明治19(1886)年になっても旧士族のプライドにこだわり、武士然として振る舞う父司之介(岡部たかし)と祖父勘右衛門(小日向文世)にあった。

 トキら松野家は、見合いを世話した雨清水家に参上して詫びを入れる。タエは「おトキ、あなたにだけお話があります。3人は外すように」と指示。タエ、その夫傳(堤真一)と向き合ったトキが「それで…」と言ったところで9話は終わりとなった。

 X(旧ツイッター)では、「明日が待ちきれない」「全く想像できないから明日が楽しみ」「ここで明日へ持ち越しかーい!」などと期待感高まる投稿が続いた。

 おタエ様から何が語られるのか。その前座が8日の第8回にあった。除外された司之介は、話の内容が気になって仕方がない。「あの話ではございませんでしょうな」と傳に探りを入れる。「あの話とは?」と傳。ここから「あの」を巡る珍問答が始まり、しびれを切らせた傳は「だから、どの『あの話』じゃ!」。司之介は「ですから、その『あの話』はあの『あの話』で…」と答え、傳は「あの『あの話』などこの場でするわけがないじゃろう」と応じる。これで落着かと思いきや、司之介が「ではどの『あの話』を?」と返したから、ますますややこしくなった。

 さながら〝あのあの問答〟。後番組の「あさイチ」では「あのメンバーであんなコメディーやられたら、芸人は商売あがったり」と博多大吉がしみじみ語り、鈴木奈穂子アナウンサーは「面白すぎ」と大ウケ。果たしてタエの口から、どの「あの話」が出るのか、大きな見せ場を盛り上げる形となった。

 7日の7話でも、トキが傳に呼ばれて2人で会ったことに司之介と妻のフミ(池脇千鶴)が疑心暗鬼になるシーンがあった。傳が何を話したのか夫妻は詮索し、トキと雨清水家を巡る〝謎〟が浮かび上がった。

 満を持して口を開くタエ。北川の芝居ぶりが注目される。