秋元康総合プロデュースによる女性アイドルグループ・WHITE SCORPIONが25日、初の海外公演となる香港でのライブを開催した。

 香港在住のファンの熱意によって実現。公演はフェスの出演とミニワンマンの2回行われ、堂々としたパフォーマンスを披露、確かな爪痕を残して香港のファンにアピールした。

 22日に約1年ぶりとなる2ndミニアルバム「Corber of my heart」をリリース。アルバムを引っ提げての初海外公演となったが、公演前日に香港空港に到着するとファンが集結しており、「香港へようこそ!」と書かれたファン自作の旗や横断幕に迎えられながら熱烈な歓迎を受けた。

 出演したのは「NonStop Halloween Party 2025」と題されたイベント。香港で活動するアーティストとのフェススタイルとミニワンマンライブという構成で行われた。

 1部のフェスでは、記念すべき海外初パフォーマンスは名刺代わりとなるデビュー曲「眼差しSniper」からスタート。登場からの大きな歓声に後押しされて、立て続けに3曲連続パフォーマンス。メンバーそれぞれが覚えてきた広東語でのMCでファンとの距離を縮めると会場もさらにヒート・アップし、2ndミニアルバムのリード曲「Corber of my heart」を含む3曲を続けて披露し、スコピスト(ファンの総称)だけでなく、現地アーティストのファンとともに会場は盛り上がり最初のステージを終えた。

 2部のミニワンマンでは、多数の香港のスコピストが多数集結。全12曲のセットリストで香港のファンに存在感のあるパフォーマンスを届け、アンコールの「なんて僕は無力なんだろう」の後に、突然ファンから「ちょっとまったー」と声がかかり、香港式に初の海外公演を祝ってメンバー全員1人ひとりに花束が渡された。

 公演後、HANNAは「初めての海外ということで、(会いにきてもらうのではなく)私たちが会いに行くことができたし、香港でまた新たなスコピストを増やすことができたと感じられて、とてもうれしかったです。言葉の壁もありでコミュニケーションが難しかったですが、言葉よりもパフォーマンスで通じ合えた気がしていて、嬉しかったです。WHITE SCORPIONは海外進出を目指しているので、今回をきっかけにワールドツアーとかができるようになりたい」と海外進出への意欲を語った。

 また、ACEは「香港スコピストの熱量がすごく高くて、一緒に歌ったり手を振ったりしてくれて、とてもうれしかったです。言葉の壁を超えて私たちの音楽を通して最高の空間を作ることができた」と感激。「今回の経験はWHITE SCORPIONにとってすごく大きな一歩だったと思いますし、また会おうね、と約束したので、次はもっともっと成長した姿で会えるように感張りたいです」と手応えを明かした。