世界的な人気を集めた英国のボーイズグループ、ワン・ダイレクション(1D)が約10年ぶりにネットフリックスの番組で再結成を果たす。英紙サンが1日、報じた。

 主要メンバーのルイ・トムリンソンとゼイン・マリクは、ネットフリックスと数百万ポンド(数億円)で契約したと伝えられており、ドキュメンタリーの撮影はすでに始まって入る模様で、活動停止から10年目の来年に公開予定だという。

 内容はロードトリップ的なもので2人がアメリカ中を旅する様子が映し出されている。他のメンバーも参加して、ボーイズバンド時代の思い出や、特に昨年亡くなったバンド仲間の故リアム・ペインさんとの思い出を語る予定だ。

 バンドは2010年に結成して16年に活動休止。昨年10月にはリアムさんがアルゼンチンのホテルのバルコニーから転落し、31歳の若さで亡くなっている。同年11月のリアムさんの葬儀では残りのメンバーメンバー、ルイ、ゼイン、ナイル・ホーラン、ハリー・スタイルズが活動停止以来初めて集まった。リアムさんの死がバンドを再び結束させたという。

 テレビ関係者は、リアムの死によってルイとゼインの関係が再び深まったと明かし、また「これはネットフリックスにとって非常に大きな番組となり、1Dの世界中のファンを熱狂させることは間違いない」とも語っている。

 同関係者は「イギリスのボーイバンドのメンバーがアメリカ横断旅行についての番組をやるというのは突飛な話に聞こえるかもしれないが、今では彼らのほとんどがアメリカ国内に強いつながり(居住)を持っている」「そして、15年前に『Xファクター』(オーディション番組)で結成されて以来、グループが歩んできた素晴らしい道のりについて、真剣に自己を見つめ直し、深く話し合う機会になるだろう」と語っている。

 1Dはブリット・アワードを7回、ビルボード賞を6回、アメリカン・ミュージック・アワードを7回受賞。デビューアルバムから4枚のアルバムが連続で全米初登場1位に輝く初のグループとなった。多くのヒット曲を生み出し、2013年に世界で最も売れたアーティストとなった。