KADOKAWAのCIEL編集部が4日、公式X(旧ツイッター)を更新。「電子版CIEL」で休載していた「背中を預けるには~焔魂のイオニア~」の連載中止を発表し、謝罪した。

 同作は、人気小説「背中を預けるには」は小綱実波氏の原作を、作画者のやまねあやの氏、構成者の影木栄貴氏の布陣でコミカライズ化。漫画家の影木氏はミュージシャンでタレントのDAIGOの姉でも知られる。

 この日、CIEL編集部はXで「『背中を預けるには~焔魂のイオニア~』連載中止のお詫び」と題した文章で発表。

「『電子版CIEL』にて連載中の『背中を預けるには~焔魂のイオニア~』につきまして、現在長期休載が続いております事、読者の皆様に心よりお詫び申し上げます」と報告。「本作は、原作の魅力を最大限に活かしながら、コミカライズという形で物語を表現するべく、構成者の影木栄貴先生、作画者のやまねあやの先生、原作者の小綱実波先生、編集部が一丸となって取り組んでまいりました。しかしながら休載が続き、改めて今後の連載に関して影木先生とやまね先生と協議を行いましたところ、このまま継続的に連載を維持することが困難であると、最終的に編集部で判断するに至りました」と明かした。

 連載中止に至ったことについて、「編集部は作家の皆さまと二人三脚で物語を作り上げ、創作の支援をすることを使命としておりますが、今回、編集部として継続的に連載できる体制の構築と進行管理が不十分であったと反省しております。コミカライズを担当してくださった影木栄貴先生、やまねあやの先生、ならびに原作の小綱実波先生、そして何より楽しみにお待ちいただいていた読者の皆様にお詫び申し上げます」と記した。

 影木氏は自身のXで、「『背中に預けるには』コミカライズ『焔魂のイオニア』は3話をもって連載終了という結果になりました」と報告。「私の心身の不調が一時期動きを止めてしまったのは原因の一つです。前に進もうとした時にはもう間に合いませんでした」と説明した上で、言い出しっぺなのに力及ばす本当に申し訳ありません。応援してくださった皆様、関係者の皆様に心からお詫び申し上げます」と謝罪した。

 影木氏は「しかしたくさんの人間が関わるプロジェクトの難しさを改めて学びました。これからの教訓にできればと思います」と前を向き「連載は終わりますが、この作品と小綱先生を大好きなことは一生変わりません。これからも全力で応援していきたいと思います。短い間でしたが楽しくお仕事させていただいてありがとうございました。後に、三人でサイン会をやるのが夢でした」と振り返った。

 また、小綱氏もXで謝罪の言葉をつづった後に「私自身にとっても思い入れの深い作品のコミカライズで、とても大切にしていたプロジェクトでした。影木栄貴先生・やまねあやの先生には、ここまでのご尽力に深く感謝申し上げます」と伝え、やまね氏は「私個人としましては、原作が大好きでこれまで精魂込めて3話まで作成し、4話以降も作画をしていくのをとても楽しみにしていました。なんとか続けられないかこの半年ほど模索しておりましたが、このお仕事のためにとっていたスケジュールをこれ以上とめているわけにもいかず、やむなく終了とさせて頂くことになりました」などと忸怩たる思いを明かした。