ボクシングの世界ヘビー級4団体統一王者オレクサンドル・ウシク(38=ウクライナ)に対戦指令が下された。

 英「BBC」など欧米各メディアによると、2度目の世界ヘビー級ベルトを統一したウシクに対して、WBOは同級暫定王者で、義務的挑戦者のジョセフ・パーカー(33=ニュージーランド)と交渉を始めるように命じた。期間は30日以内で、合意できなければWBOが入札を命じることになるという。

 ウシクは昨年5月にタイソン・フューリー(英国)に勝利し、4団体を統一するもIBFが指名試合(対フィリップ・フルコビッチ)を要求したため、ベルトを返上。フューリーと再戦した昨年12月にはベルトは3本しかなかった。

 スペイン紙「マルカ」は「ウシクは今回も同じ道を歩むかもしれない」と指摘。現役復帰したフューリーがウシクと3度目の対戦を熱望していることもあって「すでに次戦のウワサは飛び交っており、当初はタイソン・フューリーとの3部作が確実視されていた。しかし、もはや確実ではないかもしれない。パーカーとの対戦という期限とプレッシャーに直面している」と伝えていた。

 ウシクは4団体統一王者として引退したい意向とみられているが、ベルト保持を優先するのか。世界は熱狂する宿敵との再戦を選択するのか。その行方が注目される。