女優・遠野なぎこさん(45)は「毒舌キャラ」の呪縛に悩んでいた――。
17日、遠野さんが亡くなっていたことがわかった。今月3日に都内の自宅で発見された遺体が、遠野さんであることが確認された。同日、親族が遠野さんのブログを通じて報告。死因については「現在、警察の見解によりますと、事故によるものであり、自死ではございません」と明かした。
遠野さんは1991年にテレビ朝日系「鳥人戦隊ジェットマン」に本名「青木秋美」の名前でデビュー。99年にはNHK連続テレビ小説「すずらん」でヒロインを演じ、2001年公開の映画「日本の黒い夏―冤罪」で日本映画批評家協会新人賞を受賞した。
私生活では、3度の結婚と離婚を経験。3度目の結婚はわずか2週間後にスピード離婚した。
女優業と並行して〝毒舌タレント〟としても活躍。出演していたTOKYO MX「バラいろダンディ」では俳優の東出昌大を徹底的にこき下ろした。
杏と離婚後、女優3人と山で共同生活を送る東出を「めっちゃキモい。心底女好きなんですね」(24年1月10日放送)とバッサリ。その後、東出が元女優と結婚し、女性の妊娠が伝えられると「何また子供作ってんの」(同9月4日放送)と怒りをあらわにした。
23年3月30日放送のフジテレビ系「アウト×デラックス」では、〝現場で1番感じが悪かった人物〟を聞かれ「K。プライド高いですよ」「やり合うじゃないですか、仕事で。本気でキレるから。一般人のくせに!」とまくし立てたこともあった。
3度の結婚&離婚、歯に衣着せぬトークで遠野さんには「破天荒」「ブッ飛び」「毒舌」のイメージが定着してしまったが、本人は悔いていた。今春、記者とやりとりした際に「毒舌みたいな言われ方をするのは、本当は嫌なんです…」と吐露。続けて「番組との打ち合わせで『強めに言って下さい』みたいなリクエストが来るから、私は番組を盛り上げようと、そういう言い方をしていただけなんです」と明かしていた。テレビ関係者が補足する。
「(前出の)毛嫌いするKさんについて、遠野さんは『トークに遊びがないの全然!』『やり合わなきゃ意味ないじゃないですか!』と言っていた。遠野さんからすると、Kさんはプロ意識に欠けるように映ったようだ」
他方、カメラが回っていない時の遠野さんは礼儀正しく、口数は少なめ。ハードな家庭環境だったこともあり、平穏な生活を欲していた。〝毒舌〟を要求される番組には「もう出ない」と誓っていた。
45年の生涯を閉じた遠野さん。その素顔はテレビのイメージとは全く違っていた。












