女優・遠野なぎこさん(享年45)の死去が17日、公表された。少女時代の虐待や摂食障害など、壮絶な半生がクローズアップされているが、過去のインタビューでは冷静に自己分析。意外な素顔も明かした。
1999年にNHKの朝ドラヒロインを演じた後、話題作となったのは2005年の主演ドラマ「冬の輪舞」(フジテレビ系)。同じ枠で放送された名作「真珠夫人」(02年)、「牡丹と薔薇」(04年)を抜く視聴率を記録した、ドロドロの昼ドラだ。
遠野さんは当時26歳で、自身の複雑な家庭環境については言及していない。取材で家族について話したのは、このくだりだけ。
「仕事ん時、私すごいキビキビしてるんですよ。頭も回転するんです。普段ホントにポカンとしてるんで、ホントに『ここまでか』って言われるぐらい。『アンタはバカねぇ』って親からいつも言われるんです」
普段どんな人なのか聞くと「単純ですね。隠しごともできない、ウソつけないし。思ってることすぐ口にしちゃうし、顔に出ちゃうし」とコメント。「今年のテーマはね、ウソをつける人間になりたい。そんな大人の女性でいきたいなと。(今は)丸出しですからね。感情むき出しですからね、もうちょっとね…」と語っていた。
最近ハマっていることを聞くと、こんな一面ものぞかせた。
「私は継続することが好きなので、ま、日記(当時からやっていたブログ)もそうだしサプリメントとかも欠かさず…。忙しい中でも必ず1杯だけ飲んで寝るとか、毎日同じことするのが好きなんですね。それに1個1個加えてくのが、また新しいアイテムを…。常にハマってますよね、何かに」
このドラマは、出生時に取り違えられた女性2人の数奇な運命を描いた重い話だ。ただ出演者たちは仲が良く、「も~ホント楽しかったですね。みんなで踊って騒いで歌って。大ハッスルでしたよ」と目を細めていた。
主要キャスト7~8人で夜通し遊んだことも。母親役の元女優・若林志穂さんが仕切り、東京・新宿伊勢丹前で待ち合わせしたそうだが…。
「みんなサングラス掛けてるんですよ。アタシと千鶴ちゃん(取り違えられたもう1人役)だけはもちろん何もなくて、普通の服で歩いてるのに…。アレ、異様だったと思う。見てる人(第三者)だったら、すごい面白い光景だったと思う」
この取材当時、次の出演がスポ根ドラマ「アタックNo.1」(テレビ朝日系)の孤高のエースアタッカー役と決まっていた。遠野さんは「私、10代(の女優たち)に交じってやるのかよ、みたいな(笑い)」「すいませんね、おばちゃん1人で…」「(ユニホームが)ブルマーじゃなくてよかった」などと、自虐的に話していた。











