歌舞伎俳優の十五代目・片岡仁左衛門が18日、肺炎で亡くなった片岡我當(かたおか・がとう)さんを哀悼した。

 仁左衛門は、十三代目片岡仁左衛門の三男で今年5月、肺炎のため都内の病院で亡くなった我當さん(90歳没)の弟だ。

 仁左衛門は、自身が所属する松竹を通し「兄の最後の舞台は、父(十三世片岡仁左衛門)の二十七回 忌追善狂言(2020年2月歌舞伎座『八陣守護城』佐藤正清)でした。父の最後の舞台と同じ演目です」と切り出す。

 故人との思い出について「一番印象に残っている思い出は、兄と(次兄の二代目・片岡)秀太郎と私の三人でつとめた『若松会』ですね。プライベートでも、兄は冒険家でしたので、子供の頃の楽しい思い出がたくさんあります」と振り返った。

 訃報に際して「悲しい知らせではありましたが、長い闘病生活から解放されて、先に旅立った家族たちと、あちらで楽しく暮らしているだろうと想像しています」と悼んでいた。

 最後に「これまで皆様より賜りましたご厚情に、心から感謝申し上げます」と感謝を述べていた。